実践的ITカリキュラム

「実践的ITカリキュラム」は、 情報理工学位プログラム 博士前期課程に設置されているカリキュラムです。

概要

  • 指定された科目の中から規定の単位数を修得すれば、修了認定を受けられます。
    • 以下の科目表で指定した科目の中から第1群に属する科目を 4 単位、第2群に属する科目を6単位以上の計10単位以上を修得すれば、「実践的ITカリキュラム修了認定」を受けられます。

科目表

分類 科目 単位数
第1群 プロジェクト実践ワークショップ 2
第1群 イニシアティブプロジェクトI 2
第2群 ICT社会イノベーション特論 2
第2群 インターンシップI 1
第2群 サイバーリスク特論 1
第2群 Principle of Software Engineering 2
第2群 Topics in Computer Ethics 2
第2群 組込みプログラム開発 2
第2群 暗号理論特論I 1
第2群 暗号理論特論II 1

実践的ITカリキュラムに関する質問・問い合わせは、 情報理工学位プログラムカリキュラム委員会 (d-curri [at] cs.tsukuba.ac.jp) あてに送ってください。

特定課題研究について

1. 特定課題研究

特定課題研究とは、ソフトウェアやシステムを構築するための実践的な開発プロジェクトを、学生主導で企画および運営するものである。その過程および成果を特定課題研究報告書としてまとめ、修士論文に代えることができる。

2. 要件

以下の要件を満し、指導教員および学位プログラムリーダーが認めた場合に、特定課題研究報告書を修士論文に代えることができる。

  • 要件:1年次修了時点で、実践的ITカリキュラム指定科目を、第1群科目4単位を含めて6単位以上修得していること。

3. 特定課題研究の実施方法

特定課題研究は、各指導教員の指導の下で、1年次に履修したプロジェクト実践ワークショップおよびイニシアティブプロジェクトIにおける開発成果を拡張開発する、あるいは1年次のその他の開発過程を手掛りとして新な開発テーマに取り組むものである。

  • 情報理工前期特別研究C,D(2023年度以前入学者は情報理工前期特別研究II)を、特定課題研究実施のための授業科目とする。
  • 指導教員の裁量によりグループによる開発も認める。その場合でも、特定課題研究報告書は単著とする。

特定課題研究報告書を修士論文に代えることを希望する者は、以下のように対応してください。

  • 1年次の早い時期に、研究に関する希望および進め方について、まず指導教員と相談すること。
  • 特定課題研究報告書提出許可願を1年次の成績確定後すみやかに学位プログラムリーダーに提出し許可を得ること。(特定課題研究報告書提出許可願の書式: PDF版Word版